2016-04-06 第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
しかしながら、白紙撤回された従前案では、建設費が当初から膨れ上がり、国民の厳しい批判を受けて白紙撤回されることとなりました。
しかしながら、白紙撤回された従前案では、建設費が当初から膨れ上がり、国民の厳しい批判を受けて白紙撤回されることとなりました。
この結果、新整備計画で決めた工事費の上限額は千五百五十億円であり、従前案より約一千百億円の削減を行うことができました。 工期の期限につきましては、新国立競技場の完成が大会に確実に間に合うよう、平成三十二年、二〇二〇年四月末とし、国際オリンピック委員会等の要請を踏まえ、同年一月末を工期短縮の目標として、工期を極力圧縮するものといたしました。
それで、新整備計画の策定に当たっては、所要コストを的確に把握する観点から、従前案のスペックをゼロで見直し、計画の内容に即した所要コストの積み上げ、国内外の類似施設とのコスト比較、こうした三つのアプローチからコスト推計を行い、私たちは今回の上限額は妥当だと考えておりますが、今委員御指摘のように、専門家からの意見も必要というようなこともありまして、JSC内に設置された技術提案等審査委員会において専門家の